DocuSign Identify - 身分証明書による本人確認についてのQ&A

DocuSign Identifyの身分証明書による本人確認とは
DocuSign Identifyは、契約文書に任意の本人確認方法を接続するためのオープンなプラットフォームです。本人確認方法として身分証明書による本人確認機能(ID Verification)を使用すると、政府発行の公的身分証明書による署名者の本人確認を自動化できます。

 


ベストプラクティス

差出人

エンベロープを作成するときに、以下の点に注意してください。
  • エンベロープの受信者名として、少なくともファーストネーム(名)とラストネーム(姓)を入力すること。エンベロープに指定された受信者名は、ID検証サービスから取得した氏名と照合されます。
  • ニックネームや省略名を使用しない。「Bob Doe」ではなく「Robert Doe」を指定します。
  • 特に必要な場合を除いて、ミドルネーム(「Robert F. Doe」など)を挿入しない。身分証明書に明記されている氏名に一致する必要があります。

 

署名者

本人確認用の身分証明書をキャプチャしたりアップロードしたりするときは、以下の点に注意してください。

  • 身分証明書が鮮明に写っており、光が反射していないことを確認する。
  • 身分証明書が画像全体に写っている。上下が反転していても構いません。
  • 背景色が均一である。
  • 身分証明書の一部が欠けることなく全体が写っている。


また、以下の推奨事項を考慮してください。

  • 横向きで撮影する。
  • ラップトップの内蔵カメラではなくモバイルデバイスで撮影する。通常、ラップトップには解像度の低いカメラが内蔵されているため、モバイルデバイスで撮影することをお勧めします。

 

管理者

身分証明書による本人確認機能を有効にする方法については、DocuSignの営業担当者
までお問い合わせください。

FAQ

現在、どの国の身分証明書を使用できますか?

      

    運転免許証

    パスポート/国発行のIDカード

    スマートカード電子ID
    南北アメリカ    
     ブラジル ○(ICP) 
     カナダ  
     メキシコ○(投票カードのみ)  
     アメリカ合衆国  
         
    アジア太平洋    
     オーストラリア○(運転免許証のみ)  
         
    ヨーロッパ、中東、アフリカ    
     ベルギー○(ITSME)
     デンマーク  ○(NemID)
     エストニア  
     フィンランド  ○(Finnish Trust)
     フランス  
     ドイツ 
     アイルランド  
     イタリア  
     ラトビア  
     リトアニア  
     オランダ ○(iDIN)
     ノルウェー  ○(BankID)
     ポーランド  
     ポルトガル  
     ルーマニア  
     スペイン  
     スウェーデン  ○(BankID)
     イギリス  

    身分証明書の何が確認されるのですか? 以下の内容が確認されます。

    • 身分証明書の有効期限が切れていないこと。
    • 差出人が指定した受信者名と身分証明書に記載されている氏名が一致していること(差出人の「ベストプラクティス」参照)。
    • バーコードなどの機械読み取り部分の情報が身分証明書の記載内容と一致していること。
    • 正規の視覚特性/ホログラムが使用されていること。
    • フォントや字間が改変されている、パンチ穴が開けられているなど、身分証明書が改ざんされていないこと。
    • 特殊な許可が必要なため、政府機関のデータベースへの照会は行われません。

    身分証明書が自動的に認識されない場合はどうなりますか?

    身分証明書が認識されない場合、署名者がエンベロープにアクセスできなくなります。差出人が適切な権限を持つ場合は、身分証明書をマニュアルレビューできます。マニュアルレビューを行った差出人がその身分証明書を承認すると、署名者がエンベロープにアクセスして署名を完了できます。身分証明書を承認できない場合、署名者がエンベロープにアクセスすることはできず、差出人がその署名者用の本人確認設定を変更しなければならなくなります。

    どのようなしくみで氏名の一致が確認されるのですか?

    この機能では、差出人がエンベロープに指定した受信者名と身分証明書に記載されている氏名が検証されます。このため、「ベストプラクティス」に従って受信者名を適切に指定する必要があります。
    デフォルトでは、記号付きのアルファベットが自動的に識別され、大文字と小文字は区別されません。

    氏名の一致例
    エンベロープに指定された氏名身分証明書に記載された氏名本人確認に成功するかどうか
    ANDREA LOPEZANDREA LOPEZはい
    Francoise BenoitFrançoise Benoîtはい
    Anna SmithAnna Lisa Smithはい
    Daniel EnriqueName: Daniel, Enrique
    Surname: Garcia
    いいえ
    John Smith Jr.John Smith Juniorいいえ
    John Smith Jr.John Smithいいえ
    Adam HarrisonAdam Harrison Jr.はい
    Peter Stanley IPeter Stanleyいいえ
    Kathleen O HaraKathleen O Haraはい
    Moira OConnorMoira OConnorはい
    Joergen KluppJörgen Kluppはい
    Jorgen KluppJörgen Kluppはい

    重要: iDINプロバイダーで本人確認を行う場合は、エンベロープに指定されている氏名は識別されず、ファーストネームの最初の文字のみとラストネームが使用されます。たとえば、「Jan Willem Jansen」の場合は「JW Jansen」として識別されます。これは、iDINを使用する場合の要件です。


    NemIDによる本人確認で「Pseudonym」エラーが発生するのはなぜですか?
    署名者がNemIDを使って本人確認を行う場合に、「Pseudonym」エラーが発生することがあります。この問題は、署名者がNemID証明書を作成するときに名前を提供しなかった場合に発生します。これを避けるには、署名者がNemIDポータルで名前を設定するか、NemIDサポートに名前を提供する必要があります。

    身分証明書による本人確認機能のユースケースは?
    • 金融サービス: 口座開設、リースおよびファイナンス業務、ローン、電信送金
    • 保険: 保険契約
    • 人事: 社内規定の電子配信、新人研修文書
    • 法務/弁護士: 顧客登録、機密保持契約(NDA)、役員会議録
    • 医薬: 患者記入書類、臨床試験書類、GxP契約書
    • サービス: 作業明細書(SOW)、承諾書

    身分証明書の情報は保持されますか?
    いいえ。DocuSignでは、ユーザーによる明示的なID Evidenceの有効化が指定されない限り、身分証明書の情報が保持されません。ID Evidenceは身分証明書による本人確認機能(DocuSign ID Verification)の一部で、本人確認プロセスで収集された情報を管理します。この機能のデフォルトでは、本人確認ステータスに関する情報のみが保持されます。ただし、身分証明書から取得されたそのほかの個人情報や身分証明書の画像が保持されるように設定することも可能です。EU一般データ保護規則(GDPR: General Data Protection Regulation)の観点では、ユーザーが「データ管理者」で、DocuSignはデータ管理者の代理としてデータを処理する「データ処理者」に相当します。


    詳細情報